平成23年6月12日(日)「森林セラピー体験イベント 〜竹炭作り体験〜」を行いました。
しとしと、雨の降る中の開催となりました。
工程の説明のあと、参加者の方からは作り方や炭焼き窯の構造について熱心な質問がありました。
言葉で説明するより、実際にやってみましょう、見てみましょう、ということで早速作業に取り掛かります。
のこぎりを使い、竹を炭焼き窯のサイズにカット。
特注の竹割り器を押し込んで割っていきます。
竹は極太の孟宗竹(もうそうちく)でした。
割った竹はナタを使って内側の節を落とします。
「MYナタ」を持参された方もおられ、節落としは手馴れた方が担当。
みんなで協力しあって、それぞれの作業を行っていき、割り竹が完成しました。
となりの炭焼き小屋に運びます。
小屋も炭焼き窯もゆめ工房の方々の手作りです。
まずは、あらかじめ焼いてあった竹炭を取り出しました。ひとつの窯から約12キロの竹炭が出てきました。
炭を取り出したら、中を掃除して、先ほどの割り竹を詰めていきます。
ぱんぱんに詰めます。
入り口をぴっちり閉じて、焚口に杉葉を入れて点火。煙突から白い煙がもわもわもわもわ。。。
小屋は燃える杉葉の良い香りが充満していました。
このあと、煙が透明になるころに焚口を塞いぎ、待つこと4〜5日。竹炭の出来上がりだそうです。
作業が終わって、竹炭をお土産にいただきました。
お天気が良くないので、お昼をとったあと、ひとまず解散となりました。
その後、希望者は「天神の滝」まで散策することにしました。
丸太の橋を渡り、針葉樹の森を抜けて、沢伝いを行くルートを行きました。
雨で水かさが増した天神の滝は迫力満点。
狭い落ち口からのいくつもの水の分岐が美しく、東屋でひとやすみしながら、たっぷり鑑賞して帰りました。
この日の様子は山口市民の地域映像共有サイト「ytube」に動画をアップしました。
ぜひご覧ください。
概要
【日時】平成23年6月12日(日)10:00〜12:30
【場所】串地区老人作業所「ゆめ工房」(山口市徳地鯖河内1703−1)
【内容】徳地の竹を使って竹炭作りの体験をします。