森林セラピー山口【山口県山口市徳地】 東大寺再建のふるさと〜杣(そま)入りの地 徳地〜

今回は、森を歩き、そこで感じたことを俳句にしたため、持ち帰ろう…という企画です。
集合後は、佐波川ダム建設当時の古い記録映像を視聴して、目の前に広がる大原湖の歴史をたどりました。
愛鳥林に移動したあと、アイスブレイクを取り入れた準備運動を行いました。
二人一組になり、相手の動きに合わせたストレッチや、声を出し、身体を動かすゲームで身体を温めました。
愛鳥林下道に出発して、「フィールドビンゴ」を片手に歩き始めました。
フィールドビンゴに書かれた自然のアイテムを、五感を使って探していきます。
苔むした木の手触り、森の奥から流れるきれいな空気、ハートの形の葉っぱ、良い香りのする植物など、見つけたり感じたりしたものを、ゆっくりと味わいました。
木立を抜け、陽だまりの中へ出ると、大原湖が一望できました。湖に向かって全員で「ヤッホー!」。
こだまが風に乗り、すーっと消えていくのは、何とも言えない爽快感でした。
大原湖に浮かぶ入船山は、子育ての準備に忙しそうな野鳥たちを、間近で観察できました。
近づいた春を感じさせる木洩れ日の中を歩き、折り返し地点の佐波川ダム管理事務所に到着しました。
青空の下で「癒しの森弁当」を広げ、昼食をとりました。
食後は、森の案内人さんのオカリナ演奏に耳を傾けました。
あたたかい音色に歌声合わせ、良い気分で午後の散策に出発です。
復路は愛鳥林上道を行きます。
斜面を上りながら、ふりかえる景色にひとやすみ。
眼下に広がるのは、穏やかに広がる大原湖です。
その後は、会話を楽しみながら、ゆるやかな森の道を歩いて戻りました。
しめくくりは、心に感じたことをふりかえり、俳句を詠みました。
「枯葉踏み 森の息吹を 感じとる」
「また来たい 森林セラピー 大原湖」
「寒くても 歩けばぬくい 森の道」
「森の中 湖面に浮かぶ 鳥の城」
「木洩れ日を 揺れる梢が 踊らせる」
「あなたとの 距離を縮める 森の旅」
「大原に 人の声して 山笑う」
「愛鳥林 小鳥の巣箱に ノックする」

概要

【日時】2月23日(土)10:00~14:00
【場所】ふれあいパーク大原湖集合
【内容】森の案内人とともに、セラピー基地内の愛鳥林エリアを散策したあと、心に感じたことをふりかえって、5.7.5の俳句にしたためました。