森林セラピー山口【山口県山口市徳地】 東大寺再建のふるさと〜杣(そま)入りの地 徳地〜

梅雨空の朝となり、コースを変更、午前中は天神の滝までを散策し、午後からは法光寺を訪ねることになりました。
10時に集合後、準備体操を行って出発しました。
天神の滝への行き帰り、地元出身の森の案内人さんが楽しいエピソードを紹介してくれました。
徳地串は「にほんの里100選」に選定され、のどかな景色が広がる里山です。
民家の間を通りながら、道沿いの草花を観察していきました。
繊細な形の花にはルーペを近づけ、自然の創り出した美しさに触れました。
天神の滝遊歩道を行きました。
森の中の空気は清々しく、 静けさと心地よさを感じながら、ゆっくりと歩きました。
石段を上がると、天神の滝が現れます。
滝はモミジの大木が彩ります。
秋には紅葉も見事です。
東屋でひとやすみしたあと、上流にある祠におまいりして、 森の緑を楽しみながら戻りました。
午後からは法光寺を訪ね、ご住職から徳地の歴史について詳しくお話を伺いました。
阿弥陀堂に安置される阿弥陀如来坐像は、東大寺南大門の仁王像と同じ徳地の木から造られたことが分かっています。
串地域の里山を歩き、歴史に触れて、徳地に深く親しんだ一日となりました。

概要

【日時】平成25年6月9日(日曜日)
【場所】徳地地域交流センター串分館集合
【内容】毎月第二日曜日は「セラピーロード自然観察」として、森の案内人とともに、季節の草花や自然に親しみます。6月は、徳地地域交流センター串分館を集合場所として、里山を歩きを楽しみました。