出発前、森の案内人の手づくりのめくり絵で、冬芽のお話がありました。
冬芽には、葉痕と維管束痕が作り出す面白いかたちと、寒さをしのぐための色々な工夫が見られます。
虫眼鏡を手に冬芽に目を凝らすと、葉痕の顔に冬芽の帽子、おとぎの国のキャラクターが現れました。
うっすら毛をまとっているもの、鱗に覆われているものなど、それぞれ個性豊かな装いです。
午前中は、大原湖に沿った愛鳥林下道を行きました。
谷間で深呼吸や、瞑想の時間をとって、ゆっくりとしたペースで歩きました。
昼食後、折り返してジグザグの登り坂を上がり、愛鳥林上道へ。
息が上がって体ぽかぽか。
湖を眺めてひとやすみして、もうひとふんばりです。
上道は、くねくね曲がる森の小径が続きます。時折振り返り、森の雰囲気や佇まいを楽しんで戻りました。
まだ蕾の花芽を見て、花盛りを想像して。
道沿いの草花に小さな春をたくさん見つけた一日となりました。
概要
【日時】平成26年3月9日(日曜日)
【場所】ふれあいパーク大原湖~愛鳥林(下道~上道)
【内容】「セラピーロード自然観察」では、森の案内人とともに、季節の草花や自然に親しみます。3月は、ふれあいパーク大原湖を集合場所として、愛鳥林下道~上道を歩きました。