平成23年11月19日(土)「森林セラピーモニターツアー「秋色のとくぢ 〜森林セラピーと匠の逸品〜」」を行いました。
雨が心配される中、ガイダンス終了後、愛鳥林エリア森林セラピーロードへ移動。
4名の案内人さんが自身の興味・関心を披露し、参加者もグループに分かれます。
次第に空は明るくなり、澄んだ空気と湖面に映る風景を楽しむことができる絶好散策日和に。
しっとりとした風景だけでなく、目を閉じ、谷間からのそよ風を感じたり、水音と鳥の声に耳を澄ませたり…、この日は音に恵まれた散策になりました。
黄色く紅葉したタカノツメはほんのり甘い砂糖を焦がしたような香り。
森の案内人さんと過ごす2時間はあっという間に感じます。
西宗寺に移動し、癒しの森弁当のお昼ご飯でちょっと一服。
住職の西村さんの手ほどきで、まずは呼吸法から。呼吸を整えることで心を整えます。
そして坐蒲に腰を下ろし、15分の座禅体験。
森の気を体に取り入れ、明日から良い気を配れる人に…、気持ちを新たに西宗寺を後にします。
「紙人の家 歩々」では徳地和紙を使った和紙人形を作っています
衣が風をはらんでいる様子や、指の一本一本に至るまで丁寧な細工に、参加者からは驚きの声。
クリスマスやお正月など、季節ごとの展示も楽しい歩々です。
「自由創作いとう」では、カフェでお茶を楽しんだ後、長男太一さんのグラスアート作りを見学しました。
幾何学的な模様や色が入った細いガラス棒を熱した鉄の棒に巻きつけ、成形しコップにしていきます。無駄のない動きと、真剣なまなざしに、参加者も感動。完成後、太一さんのお話に、また感動。職人のこだわりに触れたひとときでした。
続いて徳地の造り酒屋「新谷酒造株式会社」(外部リンク)を訪ねました。
蔵内に入るとふんわりお酒の香り。社長であり杜氏の新谷義直さんが、搾りたて・無濾過・生原酒の酒造りを熱く語ります。
試飲の新商品の感想は「!!」「ワインみたい」みなさん鮮烈な印象に驚かれたようです。
夕食をいただく山小屋に到着したのは辺りもすっかり暗くなった午後6時。
松茸の天ぷら、松茸ご飯、茶わん蒸し、土瓶蒸しなど、松茸のお料理が続きます。一日の行程で、参加者同士も打ち解けたご様子でした。
メインは松茸の炭火焼き。
何とも贅沢な香りに、心地よい気持ち。
秋の恵みを存分に楽しみ、徳地から各地へ帰路に着かれました。
この日の様子は山口市民の地域映像共有サイト「ytube」に動画をアップしました。
ぜひご覧ください。
概要
【日時】平成23年11月19日(土) 各地発着8:30〜20:30(プログラムは10:00〜19:00頃)
【場所】各地〜大原湖キャンプ場〜愛鳥林〜徳地地域各所〜各地
【内容】森林セラピー体験と、徳地地域資源をセットにしたモニターツアーです。
森の案内人と歩く森林セラピー体験とともに、癒しの森弁当の昼食、禅寺での座禅体験、徳地和紙を用いた和紙人形の見学、グラスアート作り見学、地元造り酒屋の酒蔵見学を行い、秋の味覚の松茸料理による夕食を味わいます。