平成25年1月13日（日）「森の案内人と歩く ～セラピーロード自然観察～」が行われました。
自然観察の前に、愛鳥林で鳥の巣箱を清掃しました。
鳥たちが巣箱を使うのは、3月から6月までの子育ての時期です。冬に巣箱の中を掃除して、次の季節に備えます。
巣箱には、落ち葉や木の皮、コケなどで作った巣材が…。
巣箱の入居率は約8割。
きれいに掃除をして、元の場所に戻しました。
10時に、ふれあいパーク大原湖に集合したあと、森の案内人の指導で、準備体操を行い、セラピーロード自然観察に出発しました。釣山橋を渡り、大原湖畔ロードを歩きました。
道沿いの野花の枯れた美しさ、寒さの中で赤く熟した「ヤブコウジ」、瑞々しい緑の「タマゴケ」など、ところどころで足をとめて、冬の散策を楽しみました。
この時期の大原湖には、羽を休める冬鳥の姿を見ることができます。
すぐそばで「キクイタダキ」が賑やかに鳴いていました。
すばしっこくて、梢の間を行ったり来たりしています。
小さな体はウグイス色、頭には菊の花びらのような鮮やかな黄色が見えました。
大原湖畔ロードを歩き、四氏谷川に到着しました。
ベンチでひとやすみしたあと、林道四氏線へ入りました。
途中、林道をそれて、四氏川沿いを進むと、辺りは苔むし、しっとりした森の空気。
川のせせらぎも耳に優しく、自然をゆっくりと味わいました。
林道に戻り、ゆるやかな上りの道を進みます。
森の茂みの間に「スリットダム」を見つけました。
砂防ダムの一種で、鋼鉄の間から、水が抜ける仕組みになっています。
皆さま興味津々のご様子で、見学されていました。
正午近くになり、林道沿いでお昼をとりました。
午後は折り返し。
それぞれ自由なペースで、林道を下りました。
大原湖畔ロードでは、のびのびとノルディックウォーキングを楽しまれる方も。
13時半前に全員帰着、ストレッチを行って終了となりました。
この日の様子は山口市民の地域映像共有サイト「ytube」に動画をアップしました。
ぜひご覧ください。
概要
【日時】平成25年1月13日（日） 10:00～14:00
【場所】ふれあいパーク大原湖（山口市徳地野谷605）
【内容】森林セラピー基地内のふれあいパーク大原湖を集合場所として、森の案内人とともに、季節の自然や植物に親しみます。
1月は、大原湖畔セラピーロードから、四氏谷川沿いを歩きました。自然観察の前に、愛鳥林で巣箱清掃を行いました。