ふれあいパーク大原湖に集合後、分乗して飯ヶ岳登山口駐車場に移動しました。
森の案内人の指導で準備体操を行ったあと、地図の見方について詳しい説明があり、 10時に出発しました。
飯ヶ岳の中腹までは滑マツの育成林となっています。
滑マツとは、この地で産出する樹齢200年以上のアカマツの良材です。
皇居の内装材などに使用されてきた滑マツですが、現在では数が減り、後継樹の育成に力が注がれています。
見晴らしの良い場所からは、向かいの尾根に立ち並ぶ滑マツが見えました。
休憩をはさみ、分岐からは沢に向かうコースを行きます。
沢沿いの滑りやすい場所には、あらかじめロープが張られ、せせらぎを楽しみながら安全に通過することができました。
標高が上がると植生の印象が変わり、新緑に染まるブナの森が広がります。
折りしもミズキやホオノキが花盛り。
休憩をはさみながら、山の稜線に沿って山頂を目指します。
山頂手前で満開のベニドウダンツツジに迎えられ、12時に飯ヶ岳山頂(937.3m)に到着しました。
眼下に広がる景色を眺めてゆっくりとお昼を過ごしたあと、下山を開始しました。
たくさんの野鳥の鳴き声に混じって、筒を打つようなツツドリの鳴き声が聴こえました。
慎重に足を運びながら、上りとは違う目線で森の緑を楽しみ、14時に駐車場に戻りました。
森の巨人たち100選「三本杉」に立ち寄り、15時に帰着となりました。
概要
【日時】平成25年5月26日(日曜日)
【場所】ふれあいパーク大原湖集合
【内容】森の案内人が皆様を安全に徳地の山にご案内しています。5月は、ふれあいパーク大原湖を集合場所として「飯ヶ岳(937.3m)」に登りました。