森林セラピー山口【山口県山口市徳地】 東大寺再建のふるさと〜杣(そま)入りの地 徳地〜

10時にふれあいパーク大原湖に集合後、森の案内人の紹介と準備体操を行い、森林セラピー基地の鬼ヶ河内川入口に移動しました。

靄に包まれた森は梅雨ならではの景色、ぱらつく雨の中、傘を差して歩き始めました。

淡い紫色の花はムラサキシキブです。
昔から日本人に親しまれてきた樹木で、秋には美しい紫の実を楽しめます。
花の少ないこの時期、お目当ての花を見つけると喜びもひとしおでした。
 渓流沿いは涼しく心地よく、清らかな水の流れに「きれいですね」と声が上がりました。
この森で育まれた水は、佐波川へと注いでいます。
しっとり澄んだ空気と、あふれんばかりの緑に包まれて、森の生命力を感じながら歩きました。
森の巨人たち100選「三本杉」に到着しました。
三本の杉の大木が、仲良さそうに寄り添って伸びています。
昼食をとったあと、空に向かってそびえる姿を見学しました。
往復で約7kmの道のり、午後はそれぞれ自由なペースで歩き、往きとは違う目線で森の緑を楽しみながら戻りました。

概要

【日時】平成25年7月7日(日曜日)
【場所】滑林道~三本杉
【内容】毎月第二日曜日は「セラピーロード自然観察」として、森の案内人とともに、季節の草花や自然に親しみます。7月は、ふれあいパーク大原湖を集合場所として、滑林道から三本杉までを往復しました。